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●「文法の日」とは・・・
 帯広の加盟校ジョイ・イングリッシュ・アカデミーの浦島先生の呼びかけでスタートした「文法を学ぶ日」です。[続きを読む→]
 

 ジョイ・イングリッシュ・アカデミー
★ 高山芳樹 先生「文法の日」セミナー
「文法の日」と豚丼発祥の地・帯広では13回目となるセミナーの講師に、高山芳樹 先生(東京学芸大学教授、NHK Eテレ「エイエイGO!」講師)をお迎えしました。高山先生といえば、昨年秋のイベント「夢の英語学校」へもゲスト講師の1人としてお越しいただいたばかり。そのときの参加者たちが「高山先生の授業なら、またぜひ受けたい!」と、指折り数えて待っていた日がようやくやってきたのでした。

■日 時5月13日(日) 13:30〜17:00(開場 13:00)
■会 場ジョイ・イングリッシュ・アカデミー A館[帯広市西17条南5丁目11-14]
■参加者:第一部 50名 / 第二部 50
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【初級】[13:30〜15:00]
通じる英語へ大変身! 英語の「語順」を染み込ませよう!
【対 象】英検4級〜3級程度、中学校の英文法レベル

joy_photo01.jpg 上記の理由により今回は会場に漂う緊張感は薄め。その代わり「エイエイGO!」を視聴している参加者も多く、高まる期待感の中、ついに高山先生の登場です。今日のテーマ「なぜ語順が大切なの?」に続き、さっそく最初の課題「日本語文を1分間で英語にする」に取り組みます。

 日本語では語順が変わっても意味まで変わることはない、つまり語順がゆるい。対して英語は意味が変わりかねない、つまり英語は語順に厳格である、ということを高山先生はイラストとともに説明。異なる2つのイラストと英文を交互に何度も見ているうちに、語順が入れ替わった例として明確に参加者の頭に入っていきます。続いて、文章は見ずにイラストだけを見て瞬発的に英訳。これを繰り返すうち感覚的に「主語」+「動詞」の関係をつかんでいくのですが、この時点では参加者たちは自分のレベルが上がりつつあることに、まだ気付いていません。

 次に、日本語の文と質問を聞き、日本語で書かれた答えを二者択一。日本語の語順をゆるやかにさせるものの正体をつかんだ後は、日本語文に一致する英文を探します。初級者にありがちなミスの例として「エイエイGO!」より、街の人が英訳にチャレンジする映像が流れます。高山先生がこういった収録の裏話を紹介すると、会場から大きな笑い声が。

 さらに授業は核心へと迫ります。「誰が」「どうする」「何を」という英語の語順を強く意識しながら、日本語の例文を英文にしてみました。「これが骨組み。ここを固められないと肝心のメッセージが伝わりません」と、高山先生。まず参加者たちはペアを組み、AとBとで役割分担を決めました。Aは例文の中からひとつを選んで声に出します。Bは、その文を英語の正しい語順に置き換えて日本語を言い、続けて英語で言います。例えばAが「毎朝牛乳を私たちは飲みます」と言うと、Bが「私たちは、飲みます、牛乳を、毎朝。We drink milk every morning.」のように。この頃にはなんと参加者たちからは、先生が指示を出すより先に自発的に声が出るようになっていました。それも日本語ではありません。英語です! 高山先生が要所要所で見せてくださる「エイエイGO!」の映像がまた、自ずと声を出させる仕組みになっているのかもしれません。参加者たちは映像に合わせて各々に口を動かし、英語の語順を体に染み込ませていきます。

 また、日本語は主語を省略するのが普通だけれども、英文にする際は必ず主語をあぶり出さなければいけない、と高山先生は話し、主語のない特徴的なものとしていくつかの歌を取り上げました。誰もが聞いたことのある日本語の歌に含まれる考えたこともない事実に、参加者たちからは納得の頷きが。さらに、いくつかの歌謡曲のワンフレーズから主語をあぶり出すトレーニングへと進むのですが、ここでトラブル発生。高山先生の準備された音声データの音量が小さく、参加者がかなり耳を澄ませなければ聞こえない、という状態に。ところが高山先生の素晴らしいのは、生歌で聞かせてくださったこと! これがお上手。参加者も会場スタッフも全員が拍手喝采でした。歌える英語講師・高山芳樹先生です。これは大きな大発見でした。

 このトレーニングはさらに続き、主語が省かれた日本語の文を見て、[1]主語と動詞を日本語で言い、[2]参加者自身のアイデアで英語で言ってみたあと、[3]高山先生が英語で言い、[4]復唱。この一連を繰り返してやってみました。また、冒頭の例文の回答例と解説も行われました。

 最後に、「AはBです」と「A is B.」の違いを、レストランでの注文というシチュエーションを例に高山先生が問いかけると、参加者からは口々に、積極的に意見が飛び交いました。続けて「エイエイGO!」の映像により、語順の誤りによる意味の変化を笑いながら理解し、正しい文例を学びました。これこそが、初級者にとってとても大切な気づきだったのではないでしょうか。番組で紹介される街の人の誤った英語、それは昨日までの自分たち。明日、いえ今日これから自分たちはもう、次の段階へ進むことができたのだ、と、きっと参加者の誰もが感じたはずです。高山先生の最後のメッセージは、「普段からできるだけ、音読練習するときも主語と動詞に気をつけてみてください」。参加者のみなさん、忘れずにいてくださいね。

【中級】[15:30〜17:00]
「名詞のかたまり」徹底トレーニングで表現力アップ!
【対 象】英検準2級〜2級程度、高校1年生の英文法レベル

joy_photo02.jpg 前回来帯時の写真を紹介しながら高山先生が発したダジャレにより、のっけから盛り上がる会場。初級講座に参加し引き続き中級講座も受講したい、という参加者が四分の一ほどを占めていることもあり、会場はすでに温まった状態でスタートです。

 「名詞のかたまり」を徹底的にトレーニングすることがテーマの中級講座は、「私はその男性を知っています」という日本語文を英訳することから始まりました。ここに「魅力的な」「帯広にいる」など、ひとつずつ修飾語が加えられるたびに英訳するのですが、「英語学校で働いている」が付け加えられたあたりからクスクス、と小さな笑い声が。後方でカメラを手にしていた浦島学院長が「俺のことかなぁ」と発すると、会場はドッと沸きます。最後の日本語文は「私は写真を撮るのがとてもうまいその魅力的な男性を知っています」。さらに「先月スウェーデンから帰って来た」というかたまりも追加してみせた高山先生は、「メッセージが読み取れた人は浦島先生を思い浮かべますよね。‘I know’に続く名詞のかたまり(具体的な描写)を自由自在に使いこなせたら、表現力がアップします」と解説。「英語が苦手な人は、こういう文を処理できない」と付け加え、実用的なその2つのタイプの紹介に入りました。

 まずは「重ね着タイプ」として「カナダ人の若くて面白いその女性」のような、前から説明するタイプの名詞のかたまりの紹介です。ここで、中級レベルの学習者が気をつけたい語順について大切なことを参加者は学びました。「本質的に備わっている性質を表す形容詞はより名詞に近く、主観的な判断を表すものは名詞から離れた位置に置かれます」と高山先生は話し、具体的に ‘the funny young Canadian woman’ を例に解説。「エイエイGO!」の映像を見ながら、キャストの話す英語を繰り返してみます。

 また、日本語はすべて名詞を前から説明するのに対し、英語では前からだけでなく後ろからも説明する例として、現在分詞や過去分詞、関係代名詞を用いた名詞のかたまりにも言及。中級の参加者にとっては初めて見るものではありませんが、こうして詳しく解きほぐしてみることで理解が深まったようです。実際に参加者の1人は「普段なんとなく感覚で話してはいたけれど、こういうことなんだ、というのがしっかり分かった」と、自身の英語に自信が持てたようです。

 「ここまでは基礎。これからがトレーニングですよ」と高山先生が微笑むと、参加者の背筋がスッと伸びました。まずはハンドアウトの英文を見て、制限時間内に名詞のかたまりを探し出すトレーニングに挑戦。読むのが速い人はそれが透けて見える、つまりかたまりを素早く認識できるそうです。トレーニングは続き、今度は be 動詞の抜けた英文へ適切な箇所に挿入してみます。このように、名詞のかたまりを頭に馴染ませたあとは、リスニングのトレーニングへと進みます。ハンドアウトに書かれた短い英文が、流れてくる英文の笛の音の箇所に合うかどうかを判断します。まずは英文を音読して頭に入れ、次に音声を聞き、各自で照合。再度リスニングしたあと正答が発表され、リスニングした部分の英文が表示されました。

 続いては「変身タイプ」の名詞のかたまりの紹介です。動詞や文自体が名詞になるケースがそれで、これらを含む単語がランダムにスクリーンに並ぶと、参加者たちはもう先生の指示を待つまでもなく自然にそれぞれの考える名詞のかたまりを口に出していました。

 90分という制限時間はあっという間に過ぎ、終了時刻が近づいてきます。中級講座の冒頭でスクリーンを見ながら聞いた浦島太郎を再度見てみました。「名詞の部分が見えてきますか」と高山先生。6行の英文の半分以上がそれで占められていて、なおかつ文中のさまざまな位置に存在していることに大きくうなづく参加者たちです。「日本語には存在しない、後ろから説明する重ね着タイプに注意すること」。そして、四角で囲ってみるなどして「名詞のかたまりを意識すること」。そのようにトレーニングを重ねていけば、リスニングもリーディングももっとできるようになる、と力を込めた高山先生でした。

 初級・中級とも、参加者もスタッフも歓声を上げた大発表や、例文等にジョイや帯広市、浦島学院長、帯広市のゆるキャラをふんだんに取り入れてくださるなど、高山先生の細やかな心配りが随所に感じられるセミナーでした。いずれの級も最後には協賛企業提供の書籍が当たる、高山先生とのじゃんけん大会も実施。先生が共著者に名を連ねる書籍を購入した参加者たちはサインを求め、長い列ができました。学院長は「ジョイ以外の会場では今日の資料は使えませんね」と笑いましたが、参加者はより文法に親しみが感じられたり、リラックスして学びに集中することができたり、きっと記憶に残る「文法の日」セミナーとなったはずです。「エイエイGO!」を3Dで見ているようでもあり、また、テレビでは見られない高山先生の姿も見られ、名詞のかたまりにフォーカスした今年の「文法の日」。まさにそれにふさわしい2講座でした。


 ジェイムズ英会話
★ ジェイムズ英会話 仙台校「文法の日」セミナー
■日 時5月30日(水)
■会 場ジェイムズ英会話 仙台校
■講 師打越 由里佳 先生、William 先生
■参加者9
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英語の時制(じかん)
【対 象】入門・初級
 接続詞と接続詞について理解を深める。
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・英語の文法と日本語の文法の違いがわかった。
・とても良かったです。再度レッスンを受講したい。
・大いにためになりました。(4名)
・前置詞が頭の中でまとめることができました。

★ ジェイムズ英会話 北上校「文法の日」セミナー
■日 時5月18日(金)、5月25日(金)
■会 場ジェイムズ英会話 北上校
■講 師Benjamin 先生、Chad 先生
■参加者4
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英語の時制(じかん)
【対 象】入門・初級
 接続詞と接続詞について理解を深める。
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・時を表す表現を学ぶことができた。
・正しいセンテンスで話す練習をした。
・これまで何となく覚えていた表現や単語をしっかり教えて頂いた。
・今後TOEIC、英検にもチャレンジしたい。

 ジェイムズ英会話 白河校「文法の日」セミナー
■日 時6月21日(木)、6月23日(土)、6月24日(日)
■会 場ジェイムズ英会話 白河校
■講 師Lashonia Graham 先生、Tran Thi Thuy Tien 先生、Kevin Meloche 先生
■参加者6
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英語の時制(じかん)
【対 象】入門・初級
 接続詞と接続詞について。
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・いつもあまり分からないまま流してしまっていた文法を学べてよかった
・似ている表現(前置詞の)違いを理解することができた。
・接続詞の使い分けを理解できた。

★ ジェイムズ英会話 福島校「文法の日」セミナー
■日 時6月1日(金)、6月23日(土)
■会 場ジェイムズ英会話 福島校
■講 師Anthony Gillan 先生
■参加者3
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英語の時制(じかん)
【対 象】JHS〜成人
 接続詞と接続詞。
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・もっと文法を学びたい。とてもためになる内容でした。

 アテネ・フランセ
★ 島崎 貴則 先生「文法の日」セミナー
■日 時4月7日(土) 15:30〜17:20
■会 場アテネ・フランセ 講堂
■講 師島崎 貴則先生(フランス語・ギリシャ語・ラテン語 講師)
■参加者165
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島崎貴則 先生 フランス語文法セミナー「文法を遡る」
【対 象】フランス語学習者全レベル

 講演は「文法を遡る」がテーマでした。「文法」の発生や言語の過去の姿を探りながら、長い時間の中で変遷する言語について考察しました。

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「フランス語だけでなく、古典ギリシャ語やラテン語との関連性が興味深かった」との意見が多数でした。

 渋谷外語学院・日伊学院/欧日協会ドイツ語ゼミナール
★ドイツ語編「文法の日セミナー」
■日 時4月29日(日)10:30〜12:00
■会 場欧日協会ドイツ語ゼミナール
■講 師Roman Rendler先生
■参加者11
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否定形 Negation
【対 象】B1レベル以上

 「Ich kann heute zur Schule nicht kommen.」 と「Ich kann heute nicht zur Schule kommen.」と 「Ich kann nicht heute zur Schule kommen.」はどれが正しい?「Ich mag keine _pfel.」 と「Ich mag _pfel nicht.」も迷いますね。否定文、否定形に関する皆さんの日ごろの疑問にお答えします。否定形が苦手な方、もう一度確認しておきたい方歓迎です。説明はドイツ語です。

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内容、教材、講師の指導、いずれも「やや満足〜満足」との評価

★ドイツ語編「文法の日セミナー」
■日 時4月29日(日)10:00〜12:00
■会 場欧日協会ドイツ語ゼミナール
■講 師Georg Eberhard先生
■参加者15
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形容詞・冠詞・名詞の語尾変化 Adjektiv-, Artikel- und Nomen-Deklination
【対 象】A2レベル以上

 ドイツ語の語尾変化(Deklination)に焦点を当てた講座です。形容詞・冠詞・名詞の語尾変化はドイツ語を学ぶ多くの方がつまづく文法のひとつです。例えばStudentがStudenten、FotografがFotografenのように名詞の語尾にnが付く場合があったり、ein guter ...とder gute ...のように不定冠詞か定冠詞によって形容詞の変化が異なったり。この講座を機にまとめて整理・確認してみませんか?

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内容、教材、講師の指導、いずれも「やや満足〜満足」との評価
・とても頭の中で整理できるように説明してくださり、分り易く覚えやすくなりました。
・システマチックな説明で苦手な語尾変化がよくわかりました。
・また受けたいです。

★ドイツ語編「文法の日セミナー」
■日 時4月29日(日)13:00〜16:15(休憩15分あり)
■会 場欧日協会ドイツ語ゼミナール
■講 師Georg Eberhard先生
■参加者16
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接続法 II 式 Konjunktiv II
【対 象】B1レベル以上

 接続法はドイツ語文法の難関のひとつに良く上げられます、特に II 式がよくわからない、苦手という方は少なくありません。敬遠されがちな接続法ですが、助動詞や動詞の活用や文の役割を整理・理解できればと怖いものではありません。ドイツ語の表現力の幅が広がり、文章の理解度も飛躍的に高くなります。今回はじっくり時間をかけて、接続法を解説します。

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内容、教材、講師の指導、いずれも「やや満足〜満足」との評価

★イタリア語編「文法の日セミナー」
■日 時4月29日(日)10:00〜13:00
■会 場渋谷外語学院・日伊学院
■講 師Faliero Salis 先生
■参加者22
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命令法 Imperativo
【対 象】初級以上

 日本語で言うところの「〜せよ」にあたる命令法。イタリア語の命令法は1人称単数以外のすべての人称にあり、一見、人称変化の数が多そうですが、直説法現在の変化がマスターされていれば実は重なるところが多いのでそれほど大変ではありません。この機会に勉強してみてはいかがでしょうか?

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内容、教材、講師の指導、いずれも「やや満足〜満足」との評価
・低料金で質の高い特別講座を今後も期待しています。
・昨年初めて受講し、皆さまに刺激をもらいイタリア語の勉強を再開しました。いつも独学なので、このような機会はありがたく年複数回あると良いと思いました。
・とても充実したレッスンで大満足です。これまで以上に勉強したくなりました。
・先生は午前も午後も全力で教えてくださり、熱意が伝わってきてがんばることができました。とても感謝しています。
・自分のレベルに合っていたので良かった。

■日 時4月29日(日)14:00〜17:00
■会 場渋谷外語学院・日伊学院
■講 師Faliero Salis 先生
■参加者30
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時制の一致 Concordanza dei tempi
【対 象】中級以上

 イタリア語には日本語にない時制の一致のルールがあります。主節の動詞が現在・過去、あるいは条件法と変わることによって従属節の動詞に何を使うべきか分からなくなってしまいますよね。そんな時のために、少しでも自然に出てくるように、この機会に比較的難しい文法事項の「時制の一致」について学んでみましょう!

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内容、教材、講師の指導、いずれも「やや満足〜満足」との評価
・先生は午前も午後も全力で教えてくださり、熱意が伝わってきてがんばることができました。とても感謝しています。
・昨年初めて受講し、皆さまに刺激をもらいイタリア語の勉強を再開しました。いつも独学なので、このような機会はありがたく年複数回あると良いと思いました。
・自分のレベル以上の内容でしたが、頭の整理ができてよかった。
・来年も来たいです。

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