第5回「文法の日」セミナー

●文法の日とは・・・
 帯広の加盟校ジョイ・イングリッシュ・アカデミーの浦島先生の呼びかけでスタートした「文法を学ぶ日」です。
 毎年4月の第2日曜日(またはその前後)に、全国の加盟校とその仲間が協力して、文法に関するセミナーやイベントを開催します。

 では、なぜ今「文法」なのでしょうか。
 その理由は「文法を正しく理解することで、正確な文章力が身につくと同時に、発話に自信がもてるようになり、会話力が向上するから」です。語学を学習する上で、文法を正しく理解することはとても大切なのです。

 英語、中国語、韓国語、イタリア語、フランス語など、言語の種類は問いません。文法は苦手という方、ぜひ参加してみませんか?

 全外協では、「こんなイベントだったら参加してみたい。」「こんなセミナーを企画してほしい。」などなど、みなさまからのご意見やリクエストも受け付けておりますので、どんどんご意見をお寄せください。加盟されていないスクールさんのご協賛も大歓迎です!

本件に関するお問合せ先: 全外協「文法の日」事務局
TEL:03-3354-2157  E-mail:zgk1991@topaz.ocn.ne.jp

 ●ジョイ・イングリッシュ・アカデミー 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日4月11日(日)
■会場ジョイ・イングリッシュ・アカデミー A館 203
■講師中嶋 洋一氏(関西外国語大学教授)
■参加者120名
セミナー内容
JOY01 昨年に続き今年もジョイの「文法の日」セミナーは、〈初級講座〉 〈中級講座〉 〈指導者向け講座〉の3講座を開催しました。5年目という節目にお迎えした講師は、英語教育界の第一線で活躍する中嶋洋一 先生(関西外国語大学教授)。
 どうしても軽視してしまいがちな文法がなぜ大切なのか。それを、柔らかながらもビシッと指摘した中嶋先生。「文法力は常識力」。参加者の胸に響いたのではないでしょうか。
 〈初級講座〉ではいくつかの具体例から、それぞれの違いをイメージするトレーニングをテンポ良く展開。「英語と日本語は違うもの」 だということに参加者たちは気付いたことでしょう。
 そこから発展させた〈中級講座〉。イメージを掴んだら次に何をすればいいのか。そして英語脳を作り上げるためにはどうしたらいいのかを学ぶ参加者たち。「文法を知らなければ会話力は伸びない」という中嶋先生の言葉は、中級学習者にとって今知っておくべき大切なメッセージだったのではないでしょうか。
JOY02 「英語は技能教科。わかる授業ではなく、できる授業をするべき」という〈指導者向け講座〉では、同じ指導者として参加者に寄り添うように具体的な指導法を惜しみなく披露してくれた中嶋先生。ここでも、生徒たちに状況をイメージさせることで本当に使える文法力をつけさせる、つまりは「できる」英文法の指導法が紹介されました。  指導者の意識が変われば英語が使える子どもが育つ、非常に良いヒントでした。 全講座とも定員(40名)いっぱいとなった第5回「文法の日」。参加者一人一人にまかれた種がどう成長していくのか、期待の持てるセミナーでした。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

 ●ハイツセンター・イングリッシュスクール 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日4月10日(土)
■会場ハイツセンター・イングリッシュスクール
■講師Tim Grose 氏(札幌学院大学人文学部助教授)
■参加者45名
セミナー内容
Tim Grose “Communication-What, How and Why”と題し、会話の練習の中で文法を学びました。
 特に今回は「時制」に焦点を当て、現在完了、過去形、現在形、進行形の文章を練習しました。
カンザスにいる母親と、プラハにいる旅行中の息子の会話という設定で、二人の間にどんな会話がありえるかを考え、それを正しい時制を使って言ってみるという練習です。
例)
Mother: Where have you been? (現在完了)
Son: I've been to France.
Mother: When did you go to France. (過去形)
Son: I went there last week.
Mother: Where are you now? (現在形)
Son: I'm in Prague.
Mother: Where are you going? (未来形)
Son: I'm going to Spain.
hcenglish01 この他にも、似ているけれど違うものがたくさん書かれているAとBの絵について質問をして違いを当てていくというゲームでや、地元にホテルを建設するとしたら、どんなホテルにしたいか(どんな人をターゲットにするか、どんな外装にするかなど)を会話で練習しました。質問文を作るときの文法のポイント、情報提供の英語表現などを学びました。

 「習った文法を使って、実際に自分のことを言ってみるPersonalization が英語が身につく秘訣」と、グローズ先生。
hcenglish02 45名の参加者の皆さんは、たくさんのアクティビティーを通し、英語づけの2時間を過ごしました。
 Tim先生はほとんど日本語を使わずレクチャーをされたので、リスニングを鍛えるよい機会にもなりました。
 ケンブリッジ大学出版から提供いただいた文法書2冊と、ハイツセンターからのジャマイカ直送ブルーマウンテンコーヒーのプレゼントは、ビンゴゲームで3名様がゲットされました。おめでとうございます!

■同日開催プログラム「英語の絵本読み聞かせ」
セミナー内容
hcenglish03 今年は“The Gingerbread Man”のお話をしました。
 本を読みながら、パペット劇を間に挟み、お子さん達に分かりやすくお話しました。
 一緒に“Run!Run!Run! Gingerbread Man!”の掛け声を、お子さん達もお話の中で言ってみたり、Feeling Songを一緒に歌って、踊ったりしました。
 お子さんだけでなく、お父さん、お母さんも一緒に楽しみました。
 最後にクッキーとマシュマロのプレゼントが! とても楽しいひと時でした。

イベント詳細URL
ハイツセンター・イングリッシュスクール:
http://www.hcenglish.com/event.htm

 ●IAYインターナショナルアカデミー 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日4月15日(木)
■会場IAY インターナショナルアカデミー
■参加者25名
■講師Alex 先生
セミナー内容
 アメリカ出身の講師が、英語のように聞こえるが実は英語ネイティブには通じない外来語の表現で気になるものを発表しました。例えば「コンセント」。ついつい「コンセーント」とか「カンセント」など英語っぽく発音して何とか伝えようとする場合がありますが、実はコレ「アウトレット(outlet)」と言います。こういったジャパニーズイングリッシュ(これ自体も和製英語?笑)をネイティブの視点で解説。更に日本人が間違いやすい「in」などの前置詞についての文法的解説もありました。
IAY01IAY02
参加者の感想
 「英語だと思っていたけれど実は通じない言葉がたくさんあってビックリしました!」「逆にTsunamifutonなどが日本語から英語へ変化しているということは知りませんでした。」 「この手のネタが一覧であるとオモシロイですね」などなど。

 ●渋谷外語学院・日伊学院 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日4月4日(日)
■会場渋谷外語学院・日伊学院 東京校

■プログラム:英文法セミナー「文法は社会の法律のようなものである」
■講師只野真司
■参加者5名
参加者の感想
なぜ文法が必要なのか。
shibuya01 例えば自動車教習所の中で運転するのと、仮免で実際に外の道路を走るのとでは全く勝手が違うように、実用的な英語の中には学校で習わなかったパターンが多く存在します。しかも母国語ではない英語を集中的に学ぶことは実際問題として難しいことです。だからこそ、文法という規則をきちんと身に付けておくことは大切、ということをまず話されました。
 セミナーの中では、実際に日本人学習者が特に間違いやすい「否定」、「mustとhave to」、「形容詞と名詞の順」、「副詞」、「不定詞の副詞的用法」などを、各例文を上げながら確認していきました。
 私自身久しく文法の勉強から離れていたので、学生時代の記憶を辿りながら、改めて文章の構造をきちんと分析するという作業は新鮮であったと同時に、文章の意味を正しく読み取るには、こうした文法知識があるのとないのとでは大きく違うと改めて痛感しました。
 アメリカで勉強していたために、耳からの英語がほとんどで、文法の勉強をきちんとしていなかったという参加者もいて、ニュアンスで捉えていた英語との違いに驚かれていました。
 特に、否定語の部分では、「二重否定」のもたらす意味は「肯定」と決めつけていたが、時には「否定の強調」になることもあるという話は興味深かったです。文法知識として、このような「非標準」と呼ばれるパターンがあることを知っていれば、特に長文読解にも大きな助けになると思いました。
■プログラム:仏文法セミナー「仏文法のここがわからない!?」
■講師大塚留四郎
■参加者2名
参加者の感想
 先生が熱心で、それに思いがけず参加がひとりだったので、自分のレベルにもあっていて、内容も面白くてとてもよかったです。
 クイズ式に質問され、自分の答えに対して丁寧に解説してくださり、いままであやふやだったり、疑問だった文法の個所が、長年独学はしていましたが、たった2時間のセミナーでかなり解明されました。とても有意義でした。またこのようなセミナーがあったらぜひ参加してみたいです。
■プログラム:日本語文法セミナー「音声・表記・語彙・文法にわたって日本語を見つめなおす」
■講師森本真
■参加者10名
参加者の感想
 文法の日は今回で3回目の受講でしたが、毎回楽しい時間を過ごしています。
 日本語の深さや難しさに改めて気づかされ、学ぶこともたくさんありました。日本語だけではありませんが、どの言語にもその言語特有のすばらしさがあり、それを知り、正しく美しく使用することが大切だと思いました。
 またこのような機会があったらぜひ参加したいと思います。

■開催日4月4日(日)
■プログラム:伊文法セミナー「ジャーナリズムのイタリア語とは?」
■講師伊藤律子
■会場渋谷外語学院・日伊学院 大阪校
■参加者16名
参加者の感想
 ちょうどセミナー実施日(4/4)は、パスクワ(復活祭)だったので、パスクワの話から始まり、新聞の読み方、天気予報の見方、記事の書き方の特徴や、そして、新聞記事からみえてくるいろいろな事柄などにまで発展し、文法をおさえつつも、バラエティーにとんだ楽しい内容でした。

 ●英語アカデミー ENGLISHBOX 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日4月24日(土)
■会場英語アカデミー ENGLISHBOX
■参加者18名(初級〜上級者)
■講師:ENGLISHBOX代表 福島範昌
セミナー内容
ENGLISHBOX_01 最初に文法の重要性について講演しました。グローバル社会では英語のメールや論文を書く機会が増えているため、文法無視の英語では誤解が生じること、あるいは全く通じない英語になってしまうこと、さらに旅行英会話レベルではなく、高度な英語力が要求されるようになっていることを指摘しました。
 次に、日本人が間違いやすい英語クイズ20問(初級、中級レベル)を参加者に解いてもらい、解説をしました。5分間の休憩の後、上級者を意識して、英語と日本語の仕組みの違いを意識した翻訳、通訳のコツについてワークショップを行いました。
 最後に英語の文法に関するQ&Aのあと、ケンブリッジ大学出版局から贈呈していただいた、英文法の本2冊を参加者にプレゼントしました。参加者を対象としたアンケート調査から、全員が文法の重要性を再認識し、セミナーの趣旨は理解して頂いたようでした。来年からはもっと大きなイベントにつなげたいと思っています。
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参加者の感想
  • クイズ形式で自分の文法力をチェックできたのがよかった。とくに前置詞の使い方がよくわかりました。
  • 正確な理解と正確な英文を書くには、やはりしっかりした文法力がベースになると思いました。
  • 図や絵を混ぜて教えてくださったので大変わかりやすかったです。
 など。


 ●アメリカンハウス 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日4月18日(日)
■会場コール田無 4階 会議室A
■参加者26名
■講師:アメリカンハウス代表 松崎博
セミナー内容
アメリカンハウス_01 松崎博先生/Nathan Long 先生共著「なるほど!英文法Q&A」(語研)をテキストに使い、Be動詞と一般動詞の違い、現在完了形と過去形の違い、仮定法、couldwas able toの違いなどについて、学びました。ブレイクタイムには、松崎先生のご趣味であるマジックも飛び出し、楽しく学べました。
目からウロコ! 文法難関4ハードルの越え方
 第5回目となる「文法の日」セミナーは、「英語の大学シリーズ」の一環として「目からウロコ! 文法難関4ハードルの越え方」と恒例の大袈裟なテーマで始まりました。他から講師をお迎えしてという案もあったのですが、最終的にはでたがり屋の松崎のいつものワンマン・レクチャーになりました。
 1番目、混同するBe動詞と一般動詞。中学一年生の英語の最大難関です。
●Be動詞と一般動詞動詞を隣り合って使うのはルール違反。
●Be動詞は「である」動詞、一般動詞は「する」動詞と覚えておく。
●一般動詞の中には進行形にできる動詞とそうでないものに分かれる。
 その区別は小まめに中断、再開が出来る動詞ならing形になり、そうでないならing形に出来ない。など受講にとっては耳新しい情報をお伝えしました。
 更に、中学2・3年生を悩ませる「現在完了と過去の違い」では、現在完了を「完了」「経験」「継続」「結果」と分類した従来の文法書の解説を排し、2枚の絵を用いてし、東洋学園大学教授の大西泰斗さんの言葉「現在完了は迫りである」を引用させてもらいました。ここで「目からウロコでした」という嬉しい感想をセミナー後にたくさん頂戴し、涙が出ました。
 「チンぷんカンプン仮定法」「could と was able to の使い分け」が終わると、お楽しみの抽選会。旺文社刊の松崎の著書2冊をブービー賞とし、協賛頂いたCambridge出版の最新文法書2冊が特別賞です。残りの時間を質疑応答にあて有意義な質問が続出し、大いに慌てました。遠く八王子からの参加者もあり大いに感動した一日でした。
アメリカンハウス_02アメリカンハウス03
参加者の感想
  • 中1の頃の学習内容を復習するとともに、これからやる現在完了や仮定法を予習することができて良かったです。
    他にも wish と hope 、仮定法での would could might のニュアンスの違いに目からうろこ。
    学校では I am eating dinner とI am having dinner の違いを教えてくれず、何が違うのか分からなかったけど今回のセミナーですごく良く分かりました!! このセミナーで学んだことを学校などで活かしたいです。
  • 自分のためにセミナーに参加し、勉強する時間を持つことができてとても嬉しく、また楽しかったです。こつこつと勉強が苦手ですので、このような機会を設けて下さった事に感謝しております。
  • 中学生までは得意だったはずの英語。高校生になって途端にわからなくなってしまいました。
    大人になってからは文法よりも会話と思い、英語サークルで外国の方と話すようにしたのですが、やはり文法がわかってなければ思うように伝わらないことも実感もしました。
  • 今回松崎先生が過去形と現在完了形について、ネイティブの方が思っているイメージを絵にしてくださったので、とてもわかりやすく理解することができました。
  • 私は高校生以来、過去完了形と現在完了形の違いを(どちらも過去のことなのに・・・とはっきりつかめない場合もありましたが、今回のお話でそれもわかりました。
    機会があればまた参加させていただきたと思います。ありがとうございました。
 など。


 ●CEL英語ソリューションズ 「文法の日」セミナー開催報告
■開催日5月5日(水・祝)・9日(日)
■会場CEL英語ソリューションズ 東京校教室
■参加者42名(会場受講、両日合計)/52名(通信受講合計 CD/CD-ROM/Internet)
■講師:CEL英語ソリューションズ 最高経営責任者 曽根宏
セミナー内容
CEL英語ソリューションズ_01 学校英語で習った文法にとらわれすぎて、常に文章を文法的に解釈しようとし、大意をつかめず、なにが書いてあるか分からない、このような時間の無駄を繰り返している英語学習者に一筋の光の道がみえるセミナーでした。
 文法のテキストを開いてみたものの、なにやら難しい文法用語ばかりで、ますます文法が苦手になってしまった、、、という経験はありませんか。
 セミナーは、「文法用語がわからなくても英語のstructureruleがわかれば英語はわかる」ことを、「読む・聴く・書く・話す」という英語力の4つのスキルについて、参加者全員が一緒に練習問題を解いていく形で進行しながら、明らかにしていきました。
 「チャンクリーディングで頭から詠む・ナチュラルスピードの英語を聴く・直訳ではないパンチの効いた簡潔な英語を書く・紋切り型ではない心に響く英語を話す」ことができるようになるため、英検の過去の本試験問題やCEL英語ソリューションズBuildupコースの教材を使用しながら、コミュニケーションのツールとしての英語の習得方法を学んでいきました。曽根先生の解説により、「自分の学習方法のどこが問題なのか、弱点はなにか」が明確になりました。
 スポーツ選手が実践を積みながらスキルを伸ばしていくように、語学も、良質の英語を読んで聴く(インプット)ことの積み重ねにより、的確に話して書くことができるようになる、ということに、今更ながら気づかされました。
以下に練習問題の一部をご紹介します。
:次の日本語を正しい英語表現にしましょう。
1)彼は、松井さんの後任です。
2)彼は、ABC社の顧問です。
3)それが、会議室のドアです。
4)これが、計画の修正です。
5)これは、コンサートのチケットです。
:次の日本語をパンチの効いた簡潔な英語にしてみましょう。
彼は年収100万ドルのIT関連のベンチャー企業の経営者です。
※答えはこの頁の最後にあります。
参加者の感想
  • 語学とスポーツの習得過程の類似性のお話が特に心に残りました。
  • 小テストがたくさんあって、具体的な説明が良かったです。
  • 2時間があっという間でした。
  • もっと早くこのようなこと教えてもらっていたら。。。
  • この短時間で、、、It's miracle !!
    など。
問題の答え
ポイント→「の」=「of」ではありません!

1)彼は、松井さんの後任です。
 He is the successor to Matsui-san.
2)彼は、ABC社の顧問です。
 He is advisor to ABC Corporation.
3)それが、会議室のドアです。
 This door is an entrance to this building.
4)これが、計画の修正です。
 This is a/the revision/change to the plan.
5)これは、コンサートのチケットです。
 This is a ticket to the concert.


彼は年収100万ドルのIT関連のベンチャー企業の経営者です。
 He is a million-dollar-a-year IT venture entrepreneur.


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