野田塾(愛知県君津市)を視察しました

実施日: 2018年11月17日(土) 16:00〜19:30
◆訪問先:野田塾(愛知県津島市)
nodajuku_03.jpg 毛織物で栄えた「愛知県津島市」。いまICTで注目されている野田塾を訪問しました。1953年の創業以来、中学生をメインに県内65教室を展開。会長の小川先生ご自身も学生時代から野田塾ファンという地元密着型の学習塾です。
 人口減や個別指導塾の台頭を受けて、クラス指導を続けてきた野田塾は新形態を模索、大量の残プリントを廃棄する運営が見直されました。緻密なマーケティングから出た答えは、ICTの活用。講師の役割の中でICTができることはICTに移行し、人にしかできないことは何かを考え、双方を伸ばす取り組みが始まりました。
nodajuku_02.jpg その一端を担う「nPad」は、従来の調べ物中心の補助的なものではなく、自宅と教室をリンクさせる様々なアプリを搭載した野田塾オリジナルのタブレットです。
 見学で目をひいたのは教室に掲示された「予習動画毎日15分」のポスター。動画コンテンツの重要性が伺えます。予習動画で基本を押さえさせることで、応用に届きやすくなる反転学習が取り入れられていました。
 これら動画は専門の録画スタジオではなく本校内で収録、モデルは現役講師です。機材は電子黒板や一般的なビデオカメラ、ピンマイクを使用、低コストでクオリティの高い仕上がりとなっていました。 英語の四技能対策では、デジタル教科書で音声を学べること、自主学習ソフトmyETが発音対策として導入され、塾の課題「話す学習」への対策がとられていることもアドバンテージのひとつです。
nodajuku_01.jpg 学校の定期試験対策としてもnPadが活用されており、講師は中学校毎の課題を作成して配信、進捗状況を管理することでヌケ・モレのない試験勉強ができる仕組みになっています。
  一方、人でなくてはできないこと、講師の役割としては、生徒が自発的に考え行動する力を引き出すコーチング、アドバイスやコンサルティング等心のサポートが重要とのことでした。
 「塾の役割は子供の成長を促し、志望校に合格して夢に近づくお手伝いをすること。そのために出来る限りのことをして、地元で必要とされる企業であり続けたい。」という小川会長の熱いお言葉が心に響きました。
 野田塾は全国模擬授業大会でたびたび優勝されており、デジタルに依存しすぎず、ライブの授業も重んじるという創業当初の理念を守り続けることが、よい結果に繋がっているのではないかと実感いたしました。
 野田塾の皆様、大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。
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