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アテネ・フランセ

AIは通訳者になれるか

AIの進歩は目覚ましく、テキストの翻訳が実用レベルに迫っており、分野の違いによる訳語や表現の選択、組織の名称などさえ適切に訳し、コンテクストを手がかりにする能力まで獲得しています。
セリフの翻訳である映画作品やテレビドラマの字幕は、文字数が制限され、シチュエーション、話者の社会的位置付けなどを考慮した日本語に訳す必要があり、自動翻訳では処理しきれない調整が必要となります。
翻訳は文字媒体で、漢字が意味を補足し、読者は理解に必要な時間がとれますが、通訳は音声が媒体となるため漢字は見えず、聞き返すこともできず、リアルタイムで理解しなくてはなりません。通訳者は、言葉を訳すのではなく、その場で瞬時に意味と話者の意図を汲み取り、そこから把握した情報を効率よく伝える技術が必要です。さらに聞き手の種類(商談相手、講演の聴衆など)によって微妙な調整が必要で、瞬時に訳すための周到な準備が決め手となります。
通訳者がどのような準備をするのか、「読む」ための翻訳と、「聞く」ための通訳とはどのような違いがあるのか、実例を紹介しつつ、この作業が現在の自動翻訳や通訳アプリに任せられるのか、一緒に考えてみましょう。

日 時: 2026年3月21日(土)16:40-18:30 ※日本語による講演です
会 場: アテネ・フランセ4階講堂
講 師: 菊地歌子先生(会議通訳者/アテネ・フランセ講師)
参加費: 一般:2000円 アテネフランセ生徒:1500円
定 員: 100名
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